たなばた

こんばんは。

今日も暑い一日でしたね。

 

さて今日は「七夕(たなばた)」です。

お節句の世界では「七夕」と書いて「しちせき」と呼び、五節句のひとつ、夏の節句にあたります。

別名「笹の節句」とも呼ばれ夏の彩りのひとつでもありますね。

場所によっては「裁縫」の上達を願ったり、「織物」の腕を上げることを願ったり、時代や土地の人たちの願いを届ける大切な風習でもありました。

かわったところでは「素麺」を蝕する小場所もあるそうです。

 

さてそんな「七夕」ですが、多くの人にとってはやはり「天の川」を挟んだ両想いの二人が唯一出会う日として「縁結び」を思い浮かべるのではないでしょうか?

 

そんな折、先週子どもと一緒に京都市青少年科学センターへ行きプラネタリュウムを鑑賞しました。

人工的な夜空を眺めながら、いつしか織姫と彦星の話しに吸い込まれていきました。

【天の川の西岸に住む機織りの名手・織姫と、東岸に住む働き者の牛使い・彦星が、織姫の父親である天帝のすすめで結婚しました。
しかし、二人は仲睦まじくするばかりで全く仕事をしなくなってしまいました。
これに怒った天帝が、天の川を隔ててふたりを離れ離れにしました。
ところが、今度は悲しみに明け暮れるばかりで働かなくなってしまいました。
そこで、仕事に励むことを条件に七夕の夜に限って再会することが許され、七夕になると天帝の命を受けたカササギの翼にのって天の川を渡り、年に一度、再会するようになりました。】

所謂《夏の大三角形》と呼ばれる『ベガ(織姫)』『アルタイル(彦星)』『デネブ(カササギ)』がモチーフとなって世界中に広まっているのってすごいの一言。

宇宙の神秘さとそれを近くに感じる凄さに気づいた太古の先人へ敬服するばかりでした。

 

そんな素敵な一日も残りわずか。

短冊に願いを書けば叶えられるという日。

 

寝る前に子どもたちが書いた願い覗いてみようかな。