「ホワイトデー」も過ぎると昼の時間も随分と長くなってきました。
間もなく「春分の日」。
この「春分」は「春を分ける」という意味でもなく天にある「春分点」という所を太陽が通過することから名づけられたものです。
「秋分」も同様で「秋分点」通ることから名づけられました。
のちに太陽の動きに連動する「冬至・夏至」とともに【二至二分】として《二十四節気》に数えられました。
さて、そんな「春分の日」にはもう一つの《顔》である「お彼岸」があります。
同時に私たち「節句品」を扱うお店では昔から「彼岸に晴レのものを買うのはダメ」なんていう声をよく聞きます。
では、なぜダメなのかを調べてみました。
お彼岸の期間はおよそ1週間。春分の日や秋分の日を中心に前後3日間を指すと言われています。
このタイミングで多くの方はお墓参りに出かけられたりお寺さんでは「彼岸会」の法要なども行われます。
この期間の最初の日を「彼岸の入り」最後の日を「彼岸明け」と呼び中日には先祖に感謝する大切な「仏事」です。
これは平安時代の初期にはすでに始まっており、『日本後記』には【太政官府も恒例とする】として記述があるように「仏事」としては相当力の入ったものでした。
それがもとで、このタイミングだけは「祝い事」より「先祖供養」や先祖に感謝をする日となったのでしょうし、そのことをよく理解されているお客さまだからこそ、お祝いの品を求められるのを控えられたのでしょうね。
現在は、「卒業式」や「引越し」なども行われたりすることで様々な「御祝い事」もありますでしょうし、それが故にそんな意識も随分と変わってきたように感じます。
実際、この期間に五月人形選びをされる方も非常に多く、私たちも積極的にお手伝いさせていただいております。
しかしながら、「お届け」となるとやはり少し違ってきます。
できるだけお彼岸の時期を外すようにしており、ご説明もさせていただいております。