京都には様々な神様を祀る神社があります。
京都・北野天満宮と言えば皆さまご存じの学問の神様「菅原道真公」を天の神として祀る天神信仰の聖地であります。
そんな由緒正しい北野天満宮へ「天神人形」を奉納させていただきました。
その時の衣装を纏った人形を男雛の衣装にしたのがこの「北野」です。
「茂勝身文(もかつみもん)」と呼ばれる有職の柄は、「堂本印象」の手で描かれた管公の姿そのものであり同天満宮では御真影として扱われているそうです。
そんな男雛に合わせるのはもちろん「北野の梅」にちなんだ「枝梅紋」です。
表衣は桜柄にして「春告草」から「春爛漫」のもっとも美しい季節を表現しました。
そんな「春」を少し大人っぽい色で合わせたお雛さまです。