とっても久々のブログ更新・・・ 書かなきゃっ!と思いながらなかなか思うように時間が回らず、焦る気持ちだけが空回りする2週間でしたヾ(´ε`;)ゝ さて、ではブログも書かずに何をしていたかと言いますと、おみせなのでお越し頂いた客様への対応ももちろんございますが、正直に言いまして・・・「納期に追われて」いました!!(;´Д`A “` 現在お雛さんのピーク真っただ中、工房では年末に引き続き、ほぼ毎日全国のお得意先様へ納品・発送しております。 それはもう、連日夜なべの慌ただしさ。 そして日中はおみせを守る私も、お客様の合間合間に色々作っておりまして・・・それでも時間が間に合わないときは夜なべをすることもしばしば。 では!おみせでは一体どんな物を作っているのかと申しますと、 例えばこちら↓ 花びらの隙間を埋めるように小さな蕾を挿していきます。 完成!!☆彡 蓋を閉じるとこんな感じに。 梅色の小箱に納めて梅の水引を掛けたら、あかりや工房さんとコラボレーションした灯りと一緒にセットして、お客様のお手元へと運ばれてゆきます。 (*´∇`*) 先日ようやく完納致しました。ε=(^◇^ ; お待ち頂いた皆様、大変ご迷惑をおかけ致しました! 続いてはこちら↓ 何でしょう・・・? 正解は、「魚袋」でした!! 一度に40~50個まとめて作りますが、この時期はストックがすぐになくなってしまうのです。 年間でいったいいくつの魚袋を作っているのでしょうか・・・ 石帯に付けまして、 こうなります。 大小あります。 殿の右腰後ろに付いておりますので、ひょっとしたら、魚袋の存在に気づかずにお雛さんを購入されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? この魚袋は、もう30年以上前に先代寿峰が資料をもとに考たデザインです。 今ではほとんどのお雛さんがこの魚袋を付けていると思いますが、30年前当時はまだ少なかったようですよ。 そしてこちらも↓ 姫の頭上に載せる天冠です。 こんな雰囲気に (・ω・`)☆ このお雛さんは大きいサイズの天冠です。 2枚目画像の天冠は小さいサイズになりまして、今期分は完売致しました。 大きい天冠はまだ若干数ございますので、気になる方はどうぞお問合せ下さい!! 古典雛の豪華さを再現しよう!ということで、とことん豪華に仕上げています。 色石の部分は本物の天然石を使用し、七宝にしてあります。「水晶・真珠・珊瑚・瑪瑙・ラピスラズリ・金・銀」です。 金は、価格の問題から取り入れるのはなかなか難しいので、ガラスビーズに純金メッキを施したものを使用しております。 また、銀については変色の問題がありますので、銅製の玉に銀色のメッキを施したもので代用しています。 その他の天然石は本物ですよ☆ その為、一つ一つ色や大きさが微妙に違います。 そこもまた天然の良さと受け止めて頂ければ、と思います。 と、このようにおみせでも日々細かい作業をしております。 主役はあくまでもお雛さん、今回ご紹介の物たちは脇役で、主役を引き立てるのが役目です。 お雛さんには他にも脇役がいっぱいありますが、みんなそれぞれ、職人さん・メーカーさんがこだわって作っているものばかりです。その脇役のこだわりにも一度目を向けてくれたら・・・作っている者はそれだけで幸せです。