箱の中身は?

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先日知り合いのカップルがおみせに遊びに来てくれました。
とてもクリエイティブなお二人で、彼女さんはアクセサリーを、彼氏さんは帽子を作っていらっしゃいます。
私は彼女さんの作る世界、特に”色”に対してとても感動していて、私には決して出すことのできない色の世界感を持っている方です。
彼氏さんは帽子作家さんで、京都は東山にある「あじき路地」という若手のクリエイターさんたちが集まっている長屋の一軒で、住居兼お店を開いています。
セミオーダーで作ってくれる帽子、憧れますよね。
出来上がりを待つのもワクワクドキドキですが、完成を見た時の驚きや喜びの表情を想像すると、こちらまで楽しくなってきます。
さて、そんなお二人が(特に彼氏さんが)大変興味深く見てくれた、上部画像の「源氏香百人一首と貝合わせ一式」をご紹介したいと思います。
おひなさん用なのでもちろんミニミニサイズなのですが、その精巧な作り!!
彼氏さんはもともとミニチュアの世界にもご興味があったようで、帽子作家さん+ミニチュア愛好家としての目線でじっくりと見てらっしゃいました。Σ(・ω・ノ)ノ!
でも確かに、つい「見て見て~」と自慢したくなる作りなのです。
そして箱の蓋を開けると・・・
DSC00588_convert_20130219163444.jpg   百人一首です。
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貝合わせです。もちろん本物の貝(恐らくアサリ)で出来ています。
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ちゃんと一つづつ絵が入っています。
それぞれの「しおり」も付いているので、実際に遊べますよ!
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彼氏さんが何より感動していた部分です。
木の繋ぎ目である「ホゾ」の部分が、大変お気に召していました。
ミニチュアの世界では、このように目立たない部分をいかに忠実に、且つ丁寧に仕上げているかが重要なポイントであり、またファンを虜にするのだそうです。
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下の白い紙は参考用に置いた名刺です。
その小ささが伝わるでしょうか・・・
お道具類は最初に揃えられる方がほとんどですが、後から少しづつ足していかれる方も少なくありません。
おひなさんの前にこんなお道具を並べたら、きっと優雅な雰囲気になりますね。
彼氏さんのお店「evo-see(エボシ)」がある”あじき路地”のオフィシャルサイトへはこちらから↓
http://www.ajikiroji.com/
あじき路地は、数年前から雑誌やTVで取り上げられている注目の場所です。
作家さんたちの放つエネルギーに、なにか影響を受けること間違いなしです!
彼女さんのアクセサリーも店内に置いているそうです。
お二人の素敵な作品を見に、ぜひ立ち寄ってみてください。