桜舞う、美しい京兜揃い

先週のお彼岸3連休前頃から、五月人形を探しにわざわざご来店下さるお客様も日ごとに増えてまいりました。
誠にありがとうございます。
今が正にピークとなった端午の節句、引き続き沙雅の人形を、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて!
早いもので3月も残すところあと3日となりました。
晴れたり曇ったり、時には雨になったりと、この時期のお天気は本当にころころと変わりますね・゚・(・´ω・`)ゞ・゚・
それでも植物たちは着実に芽吹いていて、朝お散歩をしていると、ご近所のお庭から沈丁花や水仙、
ヒヤシンスのとても良い香りが流れてきます。
上を見上げれば桜の蕾がふっくら。。。今週末か来週には見頃でしょうか。
お店では一足お先に満開の桜を楽しんでおりますヽ(´∀`)ノ♪
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平安 武久作『12号 承徳』に、満開桜の屏風を合わせました。
京甲冑師の作る、雅な雰囲気の美しい兜です。
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武久作兜は形のバランスがとても綺麗で、勇ましい中にも凛とした佇まいがあります。
お店でも様々な甲冑師さんの鎧兜を飾りますが、武久さんの作られる鎧兜には、
ひときわ風雅さと滑らかな美しさを感じずにはいられません。
京都という土地が、その”美”に深く関わっているのでしょう。。。
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細かいディテールも見事です。
金物のモチーフは牡丹で、龍は手に翡翠でしょうか、宝珠を持っています。
縅糸は白と橙に濃紫で、落ち着いた華やかさ。
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後姿も美しいです。
兜本体のサイズは鉢(ヘルメットになっている部分)が女性の拳ほどで、そこにぐるりと錣(しころ)が回ります。
鉢だけ見れば小ぶりですが、幅約9~10cmほどの錣、吹き返し、そして約15cmの鍬形が付くと、立派な大きさになります。
そして、桜の屏風。
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本物の桜 を押し花にして、一枚一枚丁寧に金箔地に貼られています。
最初にこの屏風を見た時に思ったのが、「押し花ってこんなにきれいに色が出る」 ということでした。
桜は、種類にもよりますが白~ごくごく淡いピンクの花びらというイメージがあります。
それがそのまま押し花でも残っているのに驚きました。
花びらの外側に向かってほんのりと淡いピンク色にグラデーションされ、たわわに咲くその姿はまさに、
私たちが深く愛する”日本のさくら”です。
「金色の空に舞う満開の八重桜」
何とも風流な屏風です。
花びらだけではありません、蕾やがく、雄しべまでもが全て本物!
自然の桜そのものだからこそ出せる透き通るような質感や色合い、パッと目を見張る美しさは、他に類を見ません。
いつまででも眺めていたい、そんな屏風です。
ぜひ実際に見て、その美しさと見事な職人の技を直接実感して頂きたいです。
そして京甲冑師の作る決して流行り廃れることのない、完成された美を追求した兜で
お節句のお祝いをしてはいかがでしょうか?
平安 武久作 『12号承徳 桜屏風飾り』
※飾った時のサイズ→横幅80cm×奥行45cm×高さ70cm
                  
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大きさの比較として、A4サイズのファイルを並べてみました。
お値段などご不明な点等ございましたら、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ☆
TEL:075-881-3935(おみせ、10時~18時)
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