木目込みのお雛さん

もう2月も末というのに、まだまだ寒い日が続いておりますね。。
おみせで育てている梅はずいぶん前から蕾を膨らませているのに、なかなか咲いてくれません(TωT)
さて、おみせでは寿峰のお雛さんの他に、木目込みのお雛さんも展示しております。
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江戸木目込みの伝統工芸士、柿沼東光さんの作品「詩織」です。
とても綺麗で艶のある茜色のお衣裳です。
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お顔がとにかく可愛らしい!!
ふくふくとした愛らしいお顔は、衣裳着のお雛さんとはまた違って柔らかい、まぁるい印象があります。
木目込みは関東が主流なので京都ではあまり馴染みがありませんが、実は京都が発祥と云われております。
上賀茂神社に仕えていた方が柳の木片で作ったのが始まりとのこと・・・それが江戸に伝わり現在のカタチになったのだそうです。
色々なお姿に変わっても、やっぱりお雛さんと京都はかならず繋がってくるんだな、と改めて実感☆ヽ(´▽`)/
ちなみに木目込みのお雛さんは、関東風に従って殿を向かって左にしております。
小スペースでも飾って頂けるので、初節句のお祝いだけじゃなく、季節をあらわすお飾りにもちょうど良いかもしれませんね!