晴れやかな鎧飾り

皆様、お久しぶりでございます(●´ω`●)ゞ
暖かくなったり寒くなったり、忙しい3月のお天気ですね。
桜の開花が九州から始まってきておりますが、京都も今週には開花するとのこと。先日乗ったタクシーの運転手さんが、三分咲きでぐっと冷え込むと桜が長持ちするが、五分咲きで雨が降ってしまうと一気に散ってしまう・・・と教えてくれました。
そう聞いてしまうともう天気が気になって仕方ありません∑(-x-;)
京都は月曜日から最後?の冷え込みが到来しておりますので、なんだか・・・開花前に一人勝手に焦っております(。-_-。)
今年はどうしても御所の桜を見に行きたいので、一日でも長く咲いてくれることを祈るばかりです・・・
さて!
おみせでは”端午の節句”の展示を始めて早2週間が経ちました。
毎年感じることですが、ウィンドウディスプレイを鎧兜に替えた途端、男性の方が足を留めて下さるようになります。そのはっきりとした変化にいつも驚くと同時に、やっぱり”男の世界”なのだとしみじみ感じます。
しかしながら☆男の世界にだって「美」や「雅」なところが当然ありますので、そういったところを女性ならではの視点でご紹介させて頂ければと思っています。
        DSC04853_convert_20150323114440.jpg
今日のご紹介は、「武蔵朔太郎作 七号 赤糸裾濃 鎧飾り」 です。
赤糸裾濃あかいとすそご、と読みますが、裾濃とは徐々に色が濃くなっていくという意味です。
京鎧飾りは豪華で美しいのが特徴ですね。
可愛らしいサイズですが、赤糸の威と金色の金物でパッとした華やかさがあります。威は白→オレンジ→赤と徐々に濃くなっており、私の第一印象はずばり「日の出」です(〃´・ω・`)
飾って頂くときのサイズは、横幅80cm×奥行50cm×高さ65cm
           DSC04854_convert_20150323114514.jpg
           DSC04855_convert_20150323114550.jpg
                 DSC04856_convert_20150323114625.jpg
おみせでは畳台に載せて飾っておりますが、これを黒い毛氈に変えてみると、金と赤が更に引き立ち全体が引き締まると思います。
思い思いの方法で飾って頂くのも、節句飾りの楽しみの一つですね☆