こんばんは。 今日は朝から唐織で有名な山口美術織物さまへ立雛と鎧を展示をさせていただきに行ってまいりました。 ここはうちのお雛さんの衣装によく使わせて頂いている「唐織」の帯を作っていらっしゃるお店です。 ちょくちょくお邪魔させていただくのですが何時来ても新鮮な発見のあるお店で、今回も伊勢神宮の遷宮にまつわるお仕事を拝見させていただきました。(当然のように画像はNGです) また、置いてある調度品の数々も「えっ!!」と驚くような逸品が普通にあるという、とても不思議で魅力的な空間でもあります。 で、お雛さんと鎧です。 こちらのお客様からのリクエストで立雛を有職飾りでご用意致しました。 いい香りのする柾目の「杉」で作られた「三宝」に「盛花」。そして白木の「短檠(たんけい)」。 そのどれにも胡粉で盛上げられた「菊」が厳かなしつらえで有職の黒い衣装の立雛を引き立ててくれています。 また、山口美術織物さんが数年前に、高台寺開祖四百年記念事業の一環で秀吉の陣羽織やねねの小袖の修復に携わられました。 そのご縁で秀吉が用いてまた高台寺に納められている、馬蘭の前立を再現した鎧を飾らせていただきました。 周りにある一流の唐織の帯や調度品ともよくなじんでいていい雰囲気です。 山口美術織物さんでは、色々新しい取り組みもされています。ご興味ある方は下をクリックしてみてくださいね。 山口美術織物株式会社