ブログの調子が悪く、2/25の文章が全くアップされなかったので続きをこちらで書きます。ちょっと時間のずれがありますが・・・ (何度やってもなぜか文章が消えてしまって。。ただいま模索中です。読みにくいと思いますが、何卒ご容赦くださいませ。) ○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○-○ なんだか楽しそうですね・・・(‘▽’*)♪ これまで何度かご紹介してきた有職文様と違い、こちらのおひなさんは「唐織(からおり)」のお衣装を着ています。 袋帯から仕立てました。 女雛の桃色がなんとも春らしく、男雛の生成りは柄がとても引き立ちます。 全体に様々な花が織り込まれていて、とても豪華なのに優しい雰囲気が漂っています。 おひなさんを飾るとき、「親王台」という畳の台にお二人を座らせるのがほとんどだと思いますが、このように「しとね」という座布団のようなもの?を使用するのも、また印象が変わって素敵ですね。 今回は百人一首を散らせましたが、例えば菱餅や雛あられ、金平糖などを小さい器にのせてお二人の間に置くのも、とても可愛らしいと思います。 飾り方に決まった型というのは実はないので、それぞれ自由に楽しみながら飾って頂くのが一番だと思います。 ところで、あと一週間でいよいよ”桃の節句”ですね! 毎年この時期は(京都では)梅が満開を迎える頃ですが、おひなさんには昔から桜と橘を飾りますよね? 橘は常緑樹なので年中青々と茂り花は5月頃~、果実は冬場に実ります。しかし桜にはまだ早く寒々とした木立のままです。 それなのになぜだろうと、不思議に思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 旧暦という言葉をよく耳にしますが、まさにその頃が桜満開なのです。 京都御所の紫宸殿(ししんでん)南庭には、今も東に「左近の桜」、西に「右近の橘」が植えられており、それらを模したのがおひなさんなのです。 平安の昔から毎年変わらず花を咲かせ貴族たち、そして私たちの目を楽しませてきたのだと思うと、やはりロマンを感じてしまいますね。 今年の桃の節句旧暦は4月12日です。 京都では3月に入るとまず桃が咲き、その後中旬~下旬頃に順次桜が咲き始めます。4月ともなれば、全国的に見頃を迎えるのではないでしょうか。 今年は開花が去年と同じか少し早まるとのことですが・・・寒い日が続いているせいか実感が湧きません。いずれにしても待ち遠しいですね。 京都御所の左近の桜は、予約をすると見られるそうですよ。 沙雅の人形おみせも出来ることなら旧暦までおひなさんを続けたいのですが、すぐ後に”端午の節句”が迫っておりまして・・・(;´▽`A“ 地域によっては旧暦でお祝いをするところもありますが、ゆっくりとおひなさんを楽しみたい、初節句直前にご出産などの理由から、あえて旧暦を選ばれる方も少なくありません。 おみせのおひなさんは3月3日で一旦終了し端午の節句へ向けて模様替えをしますが、事前にご連絡いただければすぐにご用意出来ますので、これからご準備を考えていらっしゃるお客様はどうぞ遠慮なくお申し付けくださいね!