今日はとても格好いい大鎧揃いをご紹介します。 井伊直政公の鎧で、鈴甲子 雄山(すずきねゆうざん)作、彦根城博物館所蔵模写です。 なんとこの鎧の小札は、全て牛革製なのです!!∑q|゚Д゚|p 屏風台の、黒と赤のコントラストも格好良くて、個人的に惚れております(〃’∇’〃) 井伊直政公は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけて名を馳せた武将です。 ”井伊の赤備え”は戦国屈指の精鋭部隊として特に有名ですね。赤い鎧で有名な武将は他に真田幸村や武田の赤備えもおりますが、当時”赤鎧”を身に着けることが出来たのは、強い武将に限られていたそうです。もしかしたら、主君のお許しがなければ着用できなかったのかもしれませんね。それだけ、”赤鎧”は特別なのです。 また、井伊氏は徳川きっての政治家・外交官としても名高いそうです。 徳川四天王・徳川十六神将・徳川三傑に数えられΣ(・ω・ノ)ノ スゴイ!、家康の天下取りを全力で支えた功臣として、現在も顕彰されています。 そんな、戦に出れば敵に恐れられるほど強く、そして政治では家康に認められ、信頼されるほどに頭の切れた武将井伊直政公の鎧飾りで、お子様の強く逞しいご成長を祈り、お祝いされてはいかがでしょうか? 兜の特徴である、”天衝脇立”です。 こちらも、牛革に本金箔が施されております。 井伊家は直政の没後、彦根城を築き代々彦根藩城主として明治まで続きました。彦根藩は大いに栄えたそうです。そして!彦根市のゆるきゃら「ひこにゃん」もこの兜を被っていますヽ(ω・ヽ)♪ 牛革製の為、とても軽いのが特徴です。 籠手(こて)と脛当(すねあて)は金物製で、細部まで作者のこだわりが感じられる美しい逸品です。