七夕と祇園祭り

京都は梅雨が明けたのでしょうか・・・?
先日の祇園祭り山鉾巡行が終わってから、夜が若干過ごしやすくなったような気がしております。とは言っても、日中は相変わらずの暑さですが。。(;´Д`A “`
さて、生け花のお稽古で「檜扇ヒオウギ」を生けました!!
                
お雛さんが手に持つ「檜扇」に形が似ていることから名づけられたそうですが、その通り、葉っぱが扇のように何枚も重なりながら開いています。
花の部分はイメージとちょっと違いましたが(淡いピンクを想像してました)、かわいい小ぶりなお花です。
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優しいオレンジ色に、赤い斑点があります。
一つの茎にいくつも蕾が付いていて、順番に咲いてくれることでしょう☆
檜扇、祇園祭りには欠かせないお花で、町家などでよく飾られています。
理由として、かつて檜扇で悪霊を退散したことから、厄除けの花として飾られるようになったのだそうです。そして、祇園祭が元々は疫病を流行らせている怨霊の怒りを鎮めるために始められたことから、悪霊退散に使われた檜扇は欠かせないものになったのだそうです。
悪霊退散・・・
平安の都から続いている習慣なんですね!
そして檜扇や平安時代など、思いがけずお雛さんとの共通点を見出してしまいましたΣ(・ω・ノ)ノ!
檜扇のタネは黒色で、「射干玉(ぬばたま)」または 「烏羽玉(うばたま)」というそうです。京都の和菓子屋さんには「烏羽玉」という黒くて丸いお菓子がありますが、ここから名づけられていたんですね!
好きなお菓子なのでこれにも驚き!!
今まで知らなかったお花なのに、色々繋がって一気に馴染みのあるお花となりました(●´ω`●)ゞ
祇園祭りは今月いっぱい続きます。
先日からの七夕飾りと一緒にお店のウィンドウも7月満載!!
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森田印房さんの今年の山鉾です。
なんと、消しゴムハンコなんですよ~☆☆
毎年ハンコを一から作り替えているそうです。
よく見ると、すごく細かい!そして可愛いです!!33基全て、それぞれの特徴をしっかりと掴んでいますよ。
毎年少しづつ向きなどを変えて作っているそうなので、今から来年が楽しみですo(・ω・。)o