少しづつ暖かくなってきていたのに、昨日の晩からまた寒さが戻ってきたように感じます。今日の京都はとにかく風が強い!そのせいか、お日様が出てるのにとても寒いです・・・ 本日、京都新聞 右京区限定で折込広告を出しました。 早速のお問い合わせやご来店があり、ありがたく思うと同時に広告の宣伝効果を改めて実感しております。 これからおひなさんのピークを迎えます。 皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げております。 さて、今日の主役は・・・・・『芥子雛(けしびな)』です。 現在おみせに並んでいるおひなさんの中で、一番小さいものです。 実は、もう一つ『芥子雛』がありまして、このおひなさんはそれよりも少し小さいので寿峰では『小芥子(しょうけし)』と呼んでいます。 なぜ”芥子(けし)”という名前がついているかといいますと、芥子(英:ポピー)の種はすごく小さく、0.5mmにも満たないほどです(あんパンの真ん中によく付いているあの粒です)。とても小さいことを「けし粒のような~」と表現したりしますが、そこからとても小さいおひなさんを『芥子雛』と呼ぶようになりました。 この、本当に小さくて可愛らしいおひなさんが個人的にとてもお気に入りです。 画像ではちょっと見にくいかもしれませんが、前に並べている嫁入り道具もとても小さく、見ているとわくわくしてきます。 子供の頃、よくお人形さんでおままごとをして遊びましたが、その思い出が蘇ります。 お客様も、ほとんどの女性の方は「わぁ~」「かわいい」と反応してくれますが、男性の方はあまり反応がないように思います・・・それはやはり、子供の頃の”お人形さんごっこ”と繋がる何かがあるからかな、と感じています。 しかし、小さいからってなめてはいけません。 しっかりお衣装を身にまとい、細部まで綺麗に作り込んでおります。 お二人のお衣装は、どちらも桜柄です。男雛は光沢のあるライトブルーに細かい桜、女雛が一番上に着ている唐衣(カラギヌ)は明るいレンガ色に黄色・グリーン・白の桜柄です。 嫁入り道具もしっかりした作りで、引き出しがちゃんと開きます。 因みにどのくらい小さいかといいますと・・おひなさんは手のひらに乗ります。お道具は、衣装箪笥(画像左から2つ目)でマッチ箱くらいです。 こんなに小さいものたちをズラッと並べたらどんなにかわいいだろう・・・と想像して、近いうちにショーウィンドウで実現させてみたいです。 そのときはまた、ブログでご紹介させて頂きます。 こちらが先程記したもう一つの『芥子雛』です。 上の『小芥子』より若干大きいです。 お顔が有名な頭師(かしらし)によるもので、昔ながらの京風なお顔立ちです。 比べると、上は可愛らしいお顔で、こちらは上品で気品があるお顔のように思います。 詳しくは、直接お電話かメールにて承りますので、お気軽にどうぞ。